• 私たちは、府中市生涯学習センターを拠点に、市、指定管理者と協働して、市民の 皆様の生涯学習を支援するさまざまなボランティア活動を行なっています

    「Windowsが遅くなった」のパソコン豆知識で述べたように、パソコンを長年使用していると段々と遅くなります。これを改善するには、いくつかの方法があります。

    メモリを増やす

    人が書棚から道具や資料を机に持ってきて作業するように、パソコンもストレージ(書棚)からアプリ(アプリケーション・ソフトウェアの略、道具に相当)やファイル(資料)をメモリ(パソコンの記憶装置のことで、作業領域すなわち机)に取り出して処理します。机の上が一杯になると作業効率が落ちるように、メモリが一杯になると、空くのを待ったり、空きを作ったり余計な時間がかかります。メモリが小さいパソコンをお持ちの方、大きなファイルを扱うアプリを使用される方はメモリを増強すると改善されます。ちなみにWindows10では4GB以上のメモリが必要です。画像や動画のように大きいファイルを扱う方は8GB以上が望まれます。

    HDDをSSDに交換する

    ストレージがHDD(ハードディスク)のパソコンはHDDをSSD(Solid State Diskの略、半導体を使った記憶装置)に交換すると著しく早くなります、HDDはCDのように回転体ですが、SSDは半導体のためです。最近のパソコンはSSDが当たり前になりつつあり、また、HDDとSSDの中間の早さのオプタンメモリを採用するパソコンも増えてきました。SSDの交換は自分でもできますが、パソコンショップに依頼できます。

    常駐アプリを見直す

    アプリはストレージからメモリに取り出され処理を行い、処理が終わると自動的にメモリから消去されます。しかし、メモリに居続けるアプリがあります。ストレージから取り出す必要がないので、処理が早いですが、それほど急がないアプリであれば、メモリに居座ることにより、それだけメモリの空きがなくなり、全体に遅くなります。これら常駐アプリの見直し方法は下記ですが、常駐の善し悪しを判断できないアプリについては識者に確認するか、そのままにしておくと良いでしょう。

    (常駐アプリの設定方法)

    • Windows設定/プライバシー/バックグラウンドアプリを開く
    • 表示されるアプリを「オン」にすると常駐する

    スタートアップアプリを見直す

    Windowsパソコンの電源を入れると、まず、Windowsが起動されます。Windowsが立ち上がると、登録リストに登録されているアプリを順次起動します。その間、ユーザは待たされ、Windowsが遅いと感じます。パソコン起動時に自動的に立ち上がって欲しいアプリがあれば、登録リストに追加できます。逆に、すぐに必要ないアプリが登録されていると、その分待たされます。登録リストの変更は、下記の要領で行えますが、削除して良いかわからないアプリは、識者に確認するか、そのままにしておくと良いでしょう。

    (登録リストの設定方法)

    • アプリ一覧から、Windowsシステムツール/タスクマネージャーを起動
    • スタートアップタブを開く
    • アプリの状態を「有効」にすると起動され、「無効」にすると起動されない

    ネットワークの見直し

    インターネットを使用する場合、契約している通信ラインの速度により、処理時間が変わります。Windowsのバージョンアップ等、多量のデータをやりとりする場合にその差がでます。速くするには通信ライン会社との契約の変更が必要です。

    Cドライブを空ける

    パソコンによって、ストレージが2つ以上のエリアに分割されているものがあります。各エリアはドライブと呼び、「Cドライブ」、「Dドライブ」のように、「C」から始まる番号がついています。ストレージが分かれていない場合は「Cドライブ」になります。CドライブにはWindowsを始め、ほとんどのアプリ、ユーザの文書や写真が格納されます。よって、パソコンを使用しているとCドライブの空きが段々少なくなります。Windowsが動作する際、Cドライブの空きをワークエリアとして使用するので、空きが無くなるとパソコンは正しく動作しません。
    Cドライブを空けるには、3つの方法があります。

    • ユーザの文書や写真をDドライブや外付けHDD(ハードデイスクを入手し、USBケーブルで接続する)に入れます。特に、写真や動画はサイズが大きいので、多量に扱う場合は注意が必要です。
    • 不要なアプリを削除(アンインストール)します。アプリの中には定期的に実行されるものがあり、アプリを削除すると、無駄な処理の削除にもなります。
    • アプリやファイルをストレージに出し入れしている内に、あちこちに隙間ができます。Windowsは適当なサイズの空きを探し回り、無駄な時間が発生します。この場合、デフラグ(ストレージの中身を詰める操作)を行います。デフラグは時間がかかるので、余裕を持って行ってください。